RAKUGAKI OUKOKU MS GALS COMPETITION '09 No.01
NR-001

バリエント

Croquir: ミゲルふとし

機動新世紀ガンダムXから飛行簡易可変MS「バリエント」を擬人化。

元デザインである「バリエント」のイメージを崩さないでMS少女にするのと、ピンポイントな露出がコンセプト。

顔は特にモチーフと言ったモチーフもなく元が量産機なので無機質な感じで。しかし幼女。どこか顔の上パーツを暗くすることにより弱そうな印象を強め「こんなんだから撃ち落とされる」感を出してみました。

手足は大きさをアレンジしつつも殆ど元のバリエントそのままで。胴体部は腹に透明素材を使った水着にジャケットと元のイメージから飛躍したデザインに。

頭にあまり容量を使わず体がちっこい(ややSD気味)ので各部に満遍無く容量を使えました。もようペンの一手で部分的ながらスプリッター塗装のようなものをしてみたり人間用吊り下げ飛行ギミックを運用と意図的に複数の技術を試してます。脚部とテールバインダー部に「むしはね」パーツを使ってブースターの噴射を再現。武装はビームライフルとビームサーベルで、サーベルは収納ギミックを使っています。

外部装甲を剥いで水着の幼女にする事も可能。ガンダムX本編は海上での空戦が多いので「装甲パーツに被弾→脱出時に装甲をパージして水上に浮かぶ」という実用的な運用プランのためこのような構成に。今考えました。ホントはお腹のぷっくり感とメカディテールに包まれ角度限定でしか見えない絶対領域がやりたかっただけです。フヘヘ。

しかし自分の中で「MS=戦うための力」という印象が強いため、 「戦うためのデザインである擬人化」を目指したのは事実です。