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「サクラガミ」リプレイ あとがき
 「サクラガミ」リプレイ、いかがでしたでしょうか。
 もともとが変則的なシナリオなのですが、リプレイもまた変則的な形にしてみました。PLの発言とGMの発言を区別していないので、リプレイ中の地の文には、PLの宣言や、編集時に加えた文章も多く混ざっています。
 このシナリオは、2人1サイクルシナリオを書こうというところから出発しました。一時期2人用シナリオが流行って、軽いのでたくさん回してるんですね。それで私も羨ましくなって、
「俺も2人1サイクルシナリオ書く!そんでいっぱい回して、他の人にもいっぱい回してもらう!」
 ということで書き始めたわけです。
 2人1サイクルとなると、普段のシノビガミのように、感情を取るか秘密を抜くか戦闘を挑むか、というような駆け引きは作れませんので、やることのはっきりしている協力型シナリオになりました。
 そのぶん、シノビガミを初めて遊ぶ人や、GMが初めてという人にも、遊びやすいシナリオになっていると思います。
 森部蛍のプレイヤーは、えっくすさん。藍原愛鶴のプレイヤーは、七音さん。まるでラノベのような魅力的なPCと、PL2人のヒーロー力、ヒロイン力の高さにより、実に楽しいセッションとなりました。GMはクライマックスの2ラウンド目以降、5と6の目が全く出ないというとんでもない出目の悪さでしたが……。
 そうそう、蛍がトドメの一撃を放つ際に、全世界線の愛鶴を撫でる場面がありますが、あれは「概念と化したなでなで」という、蛍の奥義を応用した使い方で、奥義使用時に既に設定が生まれていました。こんな感じです。
(hotaru) 奥義、本当はもっとカッコいいはずだったんだけど急に降ってきたからさっき変えました
(Aihara) 概念チョップ
(hotaru) 概念と化したなでなでとかもある。一つ上から繰り出されるなでなでは全次元の愛鶴をなでなでする
(Aihara) Σ
(Aihara) それあれです。みんなファンブルするやつです
(hotaru) ファンブったか……
 かわいい。
 それでは最後に、いつもいつも面白いシステムとリプレイを提供してくださる河嶋先生と冒険企画局の皆様、リプレイに参加してくださったお二人、68番目の藍原愛鶴、そして、ここまで読んでくださった読者の皆様にお礼を申し上げて、あとがきも終わりにしようと思います。
皆様本当に、ありがとうございました。
2013年11月13日 壁
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