TRPG
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「心に刃、腹には獣」リプレイ 第2サイクル
このリプレイは、壁と4人のプレイヤー達が、シノビガミで遊んだ記録をもとに書かれています。
第ニサイクルの一、フォックス・混沌の渦の中
GM:では、さっそく2サイクル目を始めましょうか。フォックスが最初のシーンプレイヤーということで。
フォックス:はい。
GM:どのようなシーンにしますか?
フォックス:鷺に戦闘を仕掛けて、“殺し”ます。
千里:!?
飛鳥:やはりな。
真:ええっ。
GM:戦闘ですか。
フォックス:一応?
GM:んじゃまあまずは演出を。
フォックス:シーン表振ってみてもいいですか?
GM:いいですよ。
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シーン表(6)優しい時間が過ぎていく。影の世界のことを忘れてしまいそうだ。
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フォックス:殺すけど、優しく殺さないといけないわけか。うーん、じゃあ、鷺がいるところに偶然を装って現れます。
GM:なるほど、公園かどこかで。
フォックス:そんな感じです。
フォックス:「YA、奇遇ですネ。」
鷺:「おう、今帰りかい?」
フォックス:「いえいえ、今から出掛けるところですヨ。鷺さんは帰りなのですカ?」
鷺:「ああ、買い物でもして帰ろうかと思ってる。」
フォックス:「買い物、晩ごはんですネ。昼ごはんは何を食べましタ?」
鷺:「昼?……昼はたしかカレー屋だったが……どうした?」
フォックス:「いや、あ。美味しいですよね、カレー。最後の晩餐にはもってこいですよ♪」とかいいつつ、刀で首を掻っ切るわけですが。
GM:ではフォックスの刀は空を切り、鷺はいつの間にか半歩後ろに下がっています。
フォックス:!?
鷺:「今のは、殺る気ってことだよな?」
フォックス:「まぁ、そうですネ。あなたが、私の【居所】を誰にも渡さないのなら、別ですケド。今は私しかあなたの【居所】持ってないカラ、誰も助けに来ませんヨ?」
鷺:「合理的な判断だ、が……相手はよく見るべきだったんじゃないか?」
GM:というわけで、普通に鷺は忍者でした。
フォックス:わぁい。
GM:では、戦闘シーンに入りましょう。フォックスに感情を持ってる人は乱入できます。
千里:どうしよう、応援いる?
フォックス:好きにしてくれていいのよ。ただし、負けたらアレが取られる可能性はある。
千里:それはやばい、よくわからんが助太刀します。
フォックス:ナンテコッタイ、プライズ守るために【居所】発信基地を消そうとしただけなのにー。
千里:「……姉さん!これはいったい……?」
フォックス:「千里、鷺さんはきなくさーい忍者だったようだヨ。」
千里:「忍者!?そんな、気配が全く感じられなかった。」
GM:まず戦場ですが、表振りますか?
フォックス:振らないですー。
GM:では平地で。
千里:「事情は分からないけど……姉さんの敵というなら、斬ります」脇でいそいそと忍鴉を召喚。
GM:では皆さんプロットを。
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フォックス【6】、千里【4】、鷺【4】
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フォックス:私からだネ
GM:ですね、プロット6のフォックスから
フォックス:では、【魔血】効果で【魔界転生】を使用したいと思います。
千里:!?
GM:はい、では判定を。そして頑健が1点減ると……。
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回想シーン表(2)闇に蔓延する忍びの気配。あのときもそうだった。手痛い失敗の記憶。今度こそ、うまくやってみせる。
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フォックス:じゃあ、千里に独断専行させてしまったのが手痛い失敗の記憶。どこか闇の中、飛鳥に対峙しています。
GM:なるほどなるほど。千里が襲撃かけた直後あたりでしょうかね。
フォックス:「YA! 妹がお世話になったみたいだネ」いう感じでフランクに声をかけましょう。
飛鳥:飛鳥はフードのような物を被っており顔は良く見えません。「アンタは……。」
フォックス:「世界に名をとどろかす(予定の)アメリカン鞍馬神流の担い手サ!」
飛鳥:「自分で言うかぁ、それ」呆れた感じで返そう。
フォックス:「そして、あなたが傷つけた筧千里の、“姉”だよ」と、少し殺気をにじませてみよう。
飛鳥:「…………なるほど、アンタが“フォックス”」こちらは心なしか顔がほころんだような感じです、良くはみえませんが。
フォックス:「大事な大事な妹を傷つけたんだから、覚悟できてるよ……ね?」といいながら刀をすらりと抜く。
飛鳥:「やめときな。アンタと戦りあうつもりは、ない。」
フォックス:「何でなのかな?うちに忍びこんだくらいだから、やる気満々だと思うんだけどね。」
飛鳥:「別に、アタシの目的はアンタの首じゃないってこと。どうしてもやりたいってなら相手するけどさ。」
フォックス:「まあ、これは警告だと思ってよ。私の“家族”に何かあったら、私はあなたを許さないから、ね。」
GM:して、判定は?
フォックス:ちょっと悩み中ですなう。
飛鳥:うーん、じゃあ一つだけこっちからいいかしら。「――アンタにとって“妹”って何なのさ。」
フォックス:むむ……「私が命を賭して、守らなきゃいけない“家族”。それ以上でも以下でもなく、誰であろうとどこにいようと関係なく……ね。」
飛鳥:「……そうかい。」
フォックス:あ、別にPC1の【秘密】くれてもいいのよ(笑)。
飛鳥:えっ。……やっぱまだ渡せないかもです。
フォックス:デスヨネー。
飛鳥:申し訳ないー。あと、こっちからは特に他意はないので、もう大丈夫です。
フォックス:【秘密】か【感情】か迷ってるので、くれるなら【感情】にするってだけですが。まぁ、いいや、ここまで話したし【感情】を結ぼう。
飛鳥:むむむ、なるほど。……そういう事ならお渡ししますか。
フォックス:わーい。
GM:何か交換しますか?渡すだけ?
飛鳥:何か情報ありますっけ、【居所】だけです?
フォックス:五百噛の【秘密】はあります。
飛鳥:それは興味深いですね。五百噛の【秘密】と千里の【秘密】を交換したいです
フォックス:「そうだ、もう一つ、警告しておくよ。あなたたちの狙ってるアレ、そんな簡単に扱えるモノじゃないさ」といって、【秘密】を渡した感じー。
飛鳥:「わざわざ敵に忠告とはね。礼のついでにあんたの大事な妹について教えてやるよ」といってこっちも【秘密】を話しました。
GM:はい、【秘密】送りました−。
千里:私にも見せてくださーい。
飛鳥:情報共有ですな。
GM:でしたでした。
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【五百噛の秘密】五百噛を持っているキャラクターは、【魔人】の背景を持っていなくても妖魔化ができる。五百噛にはスロットが2つあり、自分の【生命力】スロットの代わりに「汚れ」を受けることができる(【生命力】の減少を受けることはできない)。この効果を使ったキャラクターは、制御判定の際、通常の修正に加えて、さらに-2の修正を受ける。
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【PC1の秘密】あなたはPC1ではない。PC1は5年前、山鰐との戦いに敗れて死んだ。私立御斎学園の密偵としてPC1に貼りついていたあなたは、その機にPC1とすり変わったのだ。あなたの本当の【使命】は、「PC2を倒す」である。
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フォックス:「これくらいのこと、どうってことないね。お姉ちゃんの心はアメリカ並みに大きいのさ。」
千里:そ、そうなん!?アメリカ……広いな……。
飛鳥:「ハハッ、可笑しな奴だなお前。ついていけないよ。まあ、精々身の振り方を考えるんだね。」
フォックス:「ご忠告どうも。」
フォックス:さて、【感情】判定いきます。刀を突き付けたので、《刀術》からー
フォックス:2D6>=5 (判定:刀術)(2D6>=5) → 3[1,2] → 3 → 失敗
フォックス:おうふ
GM:おおう失敗
飛鳥:あらら
真:ここで失敗とは
フォックス:神通丸、神通丸を使うw
フォックス:2D6>=5 (判定:刀術)(2D6>=5) → 7[3,4] → 7 → 成功
フォックス:危なw
GM:では各々感情表をどうぞー
フォックス:ET 感情表(5) → 憧憬(プラス)/劣等感(マイナス)
飛鳥:ET 感情表(2) → 友情(プラス)/怒り(マイナス)
フォックス:それじゃ、心が広いので「憧憬」でw
飛鳥:怒る理由がないねえこのやりとりじゃ
飛鳥:では飛鳥は気さくなフォックスにどこか親近感を覚えましたということで「友情」
フォックス:という感じで、回想が終わっていくのであったまる。
GM:はい、ではフォックスの行動は終了。プロット4、千里の行動です。
千里:一応、鷺に話しかけてみる。「事情はわかりませんが、ここは引いてくださいませんか。今の大事な時期、無駄な消耗はしたくありません」
鷺:「悪いが、そちらの事情は俺には関係なくてね。」
千里:「そうですか。……では、仕方ありません。」【使役術】で攻撃します。
千里:2D6>=5 (判定:鳥獣術)(2D6>=5) → 4[1,3] → 4 → 失敗
千里:ファンブルした…
フォックス:うおー。
千里:一応、鷺と同値だからまだよけはできるのか。
GM:では鷺の行動。奥義撃ちますかね。
フォックス:げー。
千里:……ぇ。
鷺:「二人相手にするのも大変なんでね。これで片をつけさせてもらう」【範囲攻撃】です。
千里:ぎゃー。
フォックス:うん、それ無理(笑)。千里何かできる?
千里:無理。くらって脱落ですよ。
フォックス:「鷺っ! やはり、あなたが最後の敵っ!」と負けないロールプレイ。
鷺:鷺の周囲から霧のようなものが広がり、フォックスと千里を包み込みます。「奥義・《魂縛焼呪》。」
フォックス:「千里っ!」と言ってかばうフレーバー出しつつ脱落です。
千里:「……さ……」一緒に脱落。謀術、器術を潰します。
フォックス:同じく、器術、謀術を潰しました。
千里:これはひどい。(笑)
フォックス:すいませんでした。(笑)
GM:では戦果として、フォックスの【秘密】をいただこう。鷺は【揺音】持ってないので、奥義情報は二人に渡ります。飛鳥にも。
鷺:「いつまでもそんなんだと、次はその五百噛をいただくぜ。」
千里:「あなたは一体……」がっくし。
フォックス:「くっ、よもやアメリカン鞍馬神流の真髄を見せる前に終わらせるとはっ」とか言っておく。
第ニサイクルのニ、飛鳥・明かされる謎
GM:はい、では1シーン目終了!2シーン目は誰がいきます?
飛鳥:そうですなあ、どなたも希望が無ければやりたいです。
GM:では飛鳥のシーンですね。
飛鳥:じゃあドラマシーンやります
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シーン表(6)優しい時間が過ぎていく。影の世界のことを忘れてしまいそうだ。
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飛鳥:では時刻は丑三つ時。例によってまた筧家ですけど、寝所で休んでいる千鶴の枕元に現れます。
千里:ちょっとー!!警備薄いよ! どうなってんの!
真:それにしても潜入の達人である。
飛鳥:「ここまで辿り着くのに、随分時間がかかってしまった事を……お許しください」というわけでいきなり情報判定。姿を隠して侵入してきたと言う事で、《隠形術》で山鰐の【秘密】を調べます。
GM:はい、では判定どうぞー
飛鳥:(『山鰐』全ての因縁の始まり……)
飛鳥:2D6>=5 (判定:隠形術)ShinobiGami : (2D6>=5) → 4[1,3] → 4 → 失敗
飛鳥:うーんさくっと「神通丸」で振り直し。
飛鳥:2D6>=5 (判定:隠形術)ShinobiGami : (2D6>=5) → 10[5,5] → 10 → 成功
飛鳥:山鰐の【秘密】くださーい。
千里:くださーい。
飛鳥:あとフォックスも。
フォックス:ですです
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【山鰐の秘密】山鰐はその力の一部を五百噛に封印されている。クライマックスフェイズの開始時に、山鰐が五百噛を持っていれば、山鰐は本来の力を取り戻す。
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飛鳥:なるほどなるほど。「こいつは厄介な事になりそうだ」というところで真さんに出て頂きたいんだけど、どうでしょう?
真:ほいほい。
飛鳥:では一緒に潜入していたと言う事で。「アテが外れちまったな、五百噛はここには無いみたいだ。」
真:「ふむ。情報は鮮度が命。となれば彼奴は情報屋失格といったところか。」
飛鳥:「違いねえ。ところでアンタ、奴(鷺)について何か知らねえか?こっちもアンタに、伝えておきたい事があるんだけど。」
真:「ここにまっすぐ来なかった理由が正にそれだ。……で、伝えたいこととは?」
飛鳥:「あの魔剣、『五百噛』についてさ。」
真:「ほう。」
飛鳥:具体的には鷺の【秘密】と五百噛の【秘密】交換したいですー。
真:構いません。
飛鳥:では交換しますー「五百噛……とんでもねえ妖力を秘めてるよ、あれは。」
GM:五百噛の【秘密】は公開か。
飛鳥:鷺の【秘密】も公開ですね。
GM:ほんまや!
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【五百噛の秘密】五百噛を持っているキャラクターは、【魔人】の背景を持っていなくても妖魔化ができる。五百噛にはスロットが2つあり、自分の【生命力】スロットの代わりに「汚れ」を受けることができる(【生命力】の減少を受けることはできない)。この効果を使ったキャラクターは、制御判定の際、通常の修正に加えて、さらに-2の修正を受ける。
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【鷺の秘密】鷺は比良坂機関のエージェントである。鷺の本当の【使命】は「千鶴とともに五百噛を守護する」であり、五百噛が奪われた場合、奪還を試みる。
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フォックス:ありゃ。
千里:普通だ……ていうか、無駄に同士討ちしてたと……?
GM:忍びの戦いゆえ、致し方なし。
千里:しかたないね。見事にブラフに引っかかった!
フォックス:真……恐ろしい子!(おっさんだけど)
飛鳥:「ところでオッサン、この魔剣に封印された怪物について、興味はないか?」
真:「興味はある。復活すれば面白いことになるだろうな。」 ニヤリと口元を歪めます。
飛鳥:「何ィ?アンタまさか……。」
真:「当然だろう?これほどの力がわずか一端とすれば、その力、どれほどのものか。」
飛鳥:うーん、これは迷うなあ。飛鳥はその真の態度に不気味さを覚え、シーンエンドです。
第ニサイクルの三、千里・いもうと
GM:次は千里のシーンでOKですかね?
千里:では、シーン振りますか。ドラマシーンで。
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シーン表(2)血の臭いがあたりに充満している。何者かの戦いがあった気配。いや、まだ戦いは続いているのだろうか?
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千里:では、筧家の庭で、血だまりを眺めています。彼女が使役していた動物たちが、侵入者の手によってやられてしまったようです。
千里:「……」そっとしゃがみこみ、死骸を手に抱える。
飛鳥:グロシーンなう。
真:俺ら動物愛護協会に訴えられちゃう!
千里:「もしかしてこの間の……いや、もう一人、いる。誰なの……」ということで、《鳥獣術》で、相良さんの【秘密】を調べたいです。
GM:はい、判定をどうぞ。
千里:2D6>=5 (判定:鳥獣術)(2D6>=5) → 8[4,4] → 8 → 成功
千里:よし。【秘密】ください。あと、フォックスさんと飛鳥にも。
真:公開ですな。
GM:いや待て、飛鳥から千里には感情がない。
飛鳥:ですなあ
千里:そうだったー。じゃあ、フォックスさんにあげてください。
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【PC3の秘密】あなたは、山鰐の本体である。あなたの生命力が0にならない限り、山鰐の生命力が0になっても、次のラウンドに生命力1で復活する。クライマックスフェイズの開始時に、あなたが五百噛を持っていれば、あなたは封印されている山鰐の力を手に入れる。
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真:「貴様ッ見ているなッ。」
千里:これはやばい。
フォックス:いや、待っテ、これは何かのアメリカンジョークですカ。
飛鳥:なんか胃が痛くなるような秘密な匂いがw
真:そんなにやばくないよぉ(棒読み)
千里:「……ッ!!」はじかれるように死骸を取り落す。フォックスさんに出てきてほしいです。
千里:「こんなことが……」庭先でボーゼンとしてる千里。
フォックス:「あいやー、千里。これは、私たち姉妹の絆が試されるネ。」
千里:「あ……ねえさ……」そこでハッとして言葉を切る。「……もう、わかってるんですよね。私のこと。」
フォックス:「HAHAHA、同じ釜の飯を食えばみんな家族ってアメリカのことわざにありますカラ。」
千里:「……本気で、言ってるんですか? 私は、あなたを……せと命令を……。」
千里:「それに、あなたの妹は……」GM、フォックスに飛鳥の秘密を渡します。
フォックス:お?
GM:了解、送りましたー。
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【PC4の秘密】あなたはかつてPC1だった。5年前の戦いの時、山鰐に破れ、長い間生死の境をさまよっていたあなたは、目覚めた時、自分にすり替わっているPC1の存在を知った。それ以来、PC1を倒し、元の場所に帰るために忍法を磨いてきた。
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フォックス:「お姉ちゃん、そんなに狭量に見えるのカナ?」
千里:「狭量って……私のこと、腹が立たないんですか?」面喰らう。
フォックス:「さっき、言いました。一緒にごはん食べれば、みんな家族だって」と言って抱きしめまーす。
千里:「!?!????」真っ赤になってじたばたします。
フォックス:「ま、そういうことさ。あの子も、あんたも、みんな家族、だヨ」といってウィンク。
千里:「……すみません……」真っ赤になってうつむきつつ、はっ、と真剣な顔になります。
千里:「では…あなたの厚情に免じて、一つお願いがあるんです。」
フォックス:「どーんときなさいな。」
千里:「五百噛を、私に託してくださいませんか?」
千里:「妖魔山鰐を殲滅する使命を果たしたら、必ずお返しします。」
フォックス:「……私があなたにそんな危険なこと、させられると思う?」といってはにかみながら抱きつきを解く。
フォックス:「もし、本当にあなたが五百噛を扱いたいというのなら、私に強さを見せなさい」といって、こちらも真面目な顔をして消えましょう。
千里:立ち尽くしてしばし、彼女の言葉を反芻する。そして、おもむろに鷺さんに携帯でメルメルするよ。相良さんの【秘密】と相良さんの【居所】の交換をお願いしたい。
GM:はい、では千里は相良真の【居所】を手に入れました。
フォックス:ごめんなさい。一つだけ、やってもいいでしょうか?
千里:はい。
フォックス:奥義使用。不死身なのでw
GM:ああ、不死身ですな。
千里:なるほど。
GM:ただし、今は千里のシーンなので、奥義情報が渡ります。
フォックス:アレとアレに渡らなければ(笑)。
真:アレ言うな〜!
GM:では1d6で。
フォックス:(1D6) → 4
フォックス:器術、謀術、頑健一つ回復です。
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シーン表(8)凄まじい人混み。喧噪。影の世界のことを知らない無邪気な人々の手柄話や無駄話が騒がしい。
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真:では、交差点を歩いていることにしましょう。そこでふと、何者かに視られている感覚を得ます。さっきの【秘密】調べられたときですね。
千里:むっ!
真:往来のど真ん中で立ち止まって、えらい迷惑かけてます。でも、近寄りがたい雰囲気に、みんな文句を言うでもなく避けてく感じ。
真:「……こいつではない。違うな。どこだ、どこにある?我が同胞よ……」真の腕の中を何かが這うようにうねります。
真:「そうか。その女がお前と共にあるのだな?」ということで《呪術》でフォックスの【居所】を調べます。
真:2D6>=5 (判定:呪術)(2D6>=5) → 7[1,6] → 7 → 成功
真:よーし
GM:OK、では真はフォックスの【居所】を入手。
真:「くくく……捕らえた。待っていろ。もうすぐ……もうすぐだ。一つになろう。」
真:といったところでシーン終了です。
第ニサイクルの五、山鰐・融和
GM:では最後にマスターシーンを。
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シーン表(10)大きな風が吹き荒ぶ。髪の毛や衣服が大きく揺れる。何かが起こりそうな予感……
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GM:では先程のシーンの続きで、真のいる交差点に、突然つむじ風が起こったと思うと、地中から巨大な背ビレがゆっくりと覗きます。信号待ちの車が2、3地中に飲まれたりして。
GM:真と【感情】を結びたい。
真:ほうほう。
GM:周囲の地面がまるで海原のように波立ち、人々を混乱に陥れる……《水術》で判定するよ。
GM:2d6>=5 (2D6>=5) → 9[4,5] → 9 → 成功
GM:よし成功、感情表振ってくださいな。
真:et 感情表(3) → 愛情(プラス)/妬み(マイナス)
GM:et 感情表(3) → 愛情(プラス)/妬み(マイナス)
真:これは同じ結果にwまあ、愛情ですわなぁ。
GM:まあ、愛情ですかね……。
真:相思相愛っ。
GM:巨体が大きくうねり、山鰐は再び地中へ消えていきます。徐々に地面のうねりが収まっていき、何事もなかったかのように元に戻りますね。
真:「くくく……近い、近いぞぉ。」
GM:では、シーン終了で3サイクル目。そしてフォックスの頑健がもう1点回復。
フォックス:家宝万歳!
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